お金と私。

The 今回の舞台は恵比寿。

以前からお付き合いのある、会社経営者の人だ。

 

いつもいつも、おいしいところに連れて行ってくれる。

好意があるのももちろん知っていた。

 

そんな中、ずっと連れて行きたかったと言っていたお店にお邪魔した。

彼はいつもお店を3候補くらい出して どれがいいか様子を伺っていた。

もちろん、3つとも予約して。

その日の相手の気分にきっちり、しっかり合わせれるように準備をしていた。

本当にすばらしい。

私も予約はするが、相手の機嫌取りまで行えるような気遣いは持っていない。

 

最後はミシュラン獲得のお店だった。

3ヶ月。彼と過ごした。が。 付き合えなかった。

 

私は、憧れていた。

毎日キレイなお花を飾って、

高層マンションに住み、人を見下ろし

高級ホテルや高級なお店に行って

毎日おいしいものを食べて。

高いヒールを履いて。

 

それをこの年齢、このタイミングで

全て手に入ったような気がした。

そして、彼と付き合うことが出来ればそれは手に入ったかも知れない。

けれど欠点があった。違う。

 

完璧なのだ。表面は。

でも、表面だけなのだ。

一緒に居て面白くない。

私は望んでいたものは、お金でかえるものではなかった。

気づいたのだ。

1週間、旅行に行った。

付き合わない人と旅行に行くなんて思わなかったけど。

 

楽しかったと思えなかった。

全てお金だったから。

 

ミシュランのお店。

とてもおいしかった。

食べたことの無い食感、味、雰囲気。

きっと今後二度と行くことはないだろう。

 

相手は私を望んでいた。

その期待に答えられなかった。 ただそれだけ。

 

本当に感じたことは

私が相手に望むことは話していて楽しいことだ。

お金で面白さを買うには限度があって。

自分自身が面白くなければ

相手に面白さを求めても、きっと、

自分が求めている面白さには到底到達しない。

 

またね。

いつかお会いできたら。

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**今回のお店**

AU GAMIN DE TOKIO