Anchorsong“The Lost & Found EP”

The Lost & Found EP 

Anchorsong「The Lost & Found EP」
レーベル:Lastrum
リリース年:2010年
ジャンル:Electronic


MPCとキーボードを使った圧巻のLiveパフォーマンスを見せるAnchorsongの3rd EP

このブログでも何度も上げてるトピックの一つがエレクトロニックミュージックのアーティストのLive事情である。EDMアーティストはCDJを使ったDJセットとしてが多く、それに対してdeadmau5が批判し大変話題にもなった。やはりアーティストたるものLiveならCDJのボタンを押すだけではなく、シンセを持ち込むなりのパフォーマンスをするべきだっと。やはり僕もアーティストのLiveを見に行くからにはなんらかしらのパフォーマンスは欲しかったりするんだけど、結局MIDIキーボードの操作などはどれがどれにアサインしているのかわからないと(僕はそれを音を聞いて当てるのが楽しいんだけど)難しいし、やはりバンドのLiveとかに比べると少々地味っというのがある。最近seiho,starRoなど単発ながらバンドセットのliveを披露しており、そういうのも今後増えて行くのかもしれない。

そんなLiveでLive感を出すのがなかなか難しいエレクトロニックミュージックにおいてMPCとキーボードを用いたライブパフォーマンスを売りにしているアーティストがAnchorsongだ。

MPCとは最もポピュラーなサンプラーの一つであり、チョップを行ったりシーケンサーを用いてのビートメイク、HIFANAに代表されるリアルタイムでの演奏を行うことができる。個人的にはまだ持っていないものの結構憧れている機材である。アンカーソングはこのリアルタイム演奏とシーケンサーを用いたライブパフォーマンスを行っている。

百聞は一見にしかず、今作収録曲の「Devil’s Clap」の映像を。このように比較的に何をしているかわかりにくいエレクトロニックアーティストの中でも彼のパフォーマンスは何をやっているのか一見で理科いうすることができる。

またこのパフォーマンスを僕は本来のミニマルミュージックほど繰り返しは少ないものの、ループの中で一音一音足していくことに「目で見ることができるミニマリズム」としての方面で捉えられる気がする。

さて、EPだとDVDが付いてくるためこのLiveパフォーマンスを見ることができるので是非ダウンロードではなくCDで買ってもらいたい。楽曲はMPCでのLiveを想定してか音がリズミカルに鳴っており、一種わかりやすい楽曲が多い。

「No Virus, No Fever」もEPの中で気に入ってる楽曲であり、ストリングスとブレイクビーツの重なりが非常に美しくドラマチックな楽曲だ。映像は実際にストリングスを用いたLive映像である。


ちなみに僕は彼のパフォーマンスは2回見ており、どちらも自分が所属する(1回目の時はまだ所属してなかったけど)クルーのイベントであった。これまた非常に謙虚で人としても素晴らしい方でした。僕の所属するクルーのメンバーのHP にインタビューがあるのでよかったら目を通してもらいたい。