Enigma“MCMXC a.D.”

MCMXC a.D. 

Enigma「MCMXC a.D.」
レーベル:Virgin
リリース年:1990年
ジャンル:New Age,Gregorian Chant


民族音楽、グレゴリオ聖歌を用いたヒーリングミュージックブームの先駆者Enigmaの1st

僕の知り合いのTidal さんがブログ を始めました。東京を拠点に活動なさってる方ですが、音楽の知識量がかな〜り豊富でいつも勉強させて貰ってる方なので音楽好きは是非チェックして欲しい方です。あと人から愛される人。僕も大好き。

んで、ブログでニューエイジについて書いてらっしゃって(Murloなど普段僕が結びつけたことないアーティストの関連性書いててほえ〜ってなりました)、ちょうど現在放送中のアニメ、ジョジョの奇妙な物語 第4部「ダイヤモンドは砕けない」 にエニグマの少年登場、さらにさらに8年ぶりのアルバムが11月4日(日本は11日)に出たとなかなか偶然が重なったので今回はEnigmaについて書こうと思う。

New Ageとはアンビエントとかなり近いジャンルではあるが、New Ageの方がちょっと民族音楽の影響(たとえシンセのみでも音階などで)がみられ、アンビエントに比べるとある程度展開などもみられる。おそらく明確な線引きはないのでそれぞれの楽曲を聞き続ければなんとな〜くどっちだろうって感じになるとは思う。それはアジアテイストだったり例えば姫神のような日本の東北地方の音楽に影響を受けた音楽などなかなか面白い取り入れ方をしているが、Enigmaはグレゴリオ聖歌などをサンプリングした楽曲を発表している。

グレゴリオ聖歌はローマ、カトリック協会で用いられる宗教音楽だ。歴史は古く9世紀から10世紀のころからあるらしいが、残念ながら楽曲を全然知らないのでそのうち勉強しようとおもう。20世紀になって音楽として脚光を浴びたがEnigmaの大ヒットの影響とされている。今作では全面にグレゴリオ聖歌が用いれて、その上にシンセサイザーやブレイクビーツなどのダンスミュージックの要素が融合した作品となっている。今でこそ、ダンスミュージックに民族音楽や宗教音楽が混ざっていてもさほど珍しくないが、その手の先駆者とも言えよう。

「Principles Of Lust」は中に「Sadeness」「Find Love」「Sadeness (Reprise)」という3曲が収録された楽曲になっている。特に先行シングルとして発表された「Sadeness」はグレゴリオ聖歌とHiphop的なビートの融合された作品で大ヒットした。3曲分のため11分の対策となっている。Find Loveはまた雰囲気を変えホーンセッションが特徴的な楽曲だ。

「Mea Culpa」はこの手のジャンルにしてはなかなかアップテンポな楽曲だ。個人的に途中のギターソロの入り方がこれまたこの手のジャンルではあまり見れらず面白い。

「Back To The Rivers Of Belief 」では再び1曲のなかに「Way To Eternity」「Hallelujah」「The Rivers Of Belief」という3曲が収録された楽曲。Enigmaの他に2枚アルバム持ってるんだけど、この手の1曲に数曲収録するという形式は今作以外では用いられていない。さっきの曲より楽曲がまとめられてて曲の境界はあまりない。