illion“UBU”

UBU [Bonus Track] 

illion「UBU」
レーベル:Warner Music Japan
リリース年:2013年
ジャンル:Indie Rock,Indie Pop


大人気バンドRADWIMPSのフロントマン、野田洋次郎のソロプロジェクトillionの1st

丁度僕が音楽に興味を持ち出した中学生の頃、周りではどのバンドが流行ってたかというとRADWIMPSが「ふたりごと」をリリースして話題になっていたと思う。僕はその後にリリースした「セツナレンサ」が結構好きだったんだけどこれらを収録したアルバムの「RADWIMPS 4 〜おかずのごはん〜」は友達が買ってて借りて聴いた記憶がある。その後高校の頃でもコピバンしてる友人はいたし僕自身「おしゃかしゃま」とか「DADA」とかも好きだった。なのでラッドは僕たちの世代のバンドの一つだと思う。

さてそんなラッドだがその後もコンスタントに活動を続け今は映画「君の名は。」のヒットで毎日のように楽曲や話題を聴くのではないだろうか。映画の主題歌はもちろん劇中の音楽も担当し8月にリリースしたサントラは大ヒット、そして11月にはラッドの8thアルバムがリリースするらしい。

しかしその前にヴォーカル、ギターの野田洋次郎のソロプロジェクトillionの2ndが10月にリリース するとこの短期間に3枚のアルバムをリリースというなかなか驚異的な活動を見せている。今回は「君の名は。」ヒット、かつ僕もどハマり中ってことでラッド関連の作品について書こうと思い、あえてillionの1stを取り上げようと思う。2ndも現在先行で聞けるが5lack(S.L.A.C.K)が参加してたりと面白い内容になってそうだ。

バンドのヴォーカルがソロ作をリリースするというのはよくあることだが、せっかくソロでするならバンドとは違う方向性を見せて欲しいものである。the brilliant greenのヴォーカル、川瀬智子はTommy february6、Tommy heavenly6という多重人格のキャラクターを作り出しそれぞれ全く違う音楽性を見せたし、ストレイテナーのヴォーカル、ホリエアツシはent名義でエレクトロニカ系の作品を発表している。そしてillionもラッドとは大きく異なり、エレクトロニカの手法や民族的な要素も含んだ楽曲を発表している。元々声がかなり特徴的な野田洋次郎であるがその声がかなり活かされた不思議な世界観を作り出している。

一曲目「BRAIN DRAIN」はピアノとストリングスで構成された楽曲。メロディなどは神秘的な、ゲームやアニメなどで見るファンタジーの要素を感じられる。

「AIWAGUMA」は参加ミュージシャンが豪華であり元東京事変のベーシスト亀田 誠治やタブラ演奏者のU-zhaan等が参加している。

PVも製作された「BEEHIVE」はエレクトロニカ的なアプローチが見られる楽曲だ。コーネリアスの楽曲を彷彿とさせ、ギターの使い方がかなり面白く全体的にパーカッシヴな印象を受ける。しかし後半で雰囲気を変え美しさもある。

「GASSHOW」は民族的なコーラスが特徴的な楽曲。これまた神秘的な世界観でアルバムの中でも一番気に入っている楽曲だ。


 

「君の名は。」も取り上げようと思ってこのラッド関連ということでこのアルバム選んだのにここまででかなり文が長くなってしまった(毎回1000文字ちょいで抑えてる)。まあそもそもそれだったら「君の名は。」のサントラとか主題歌のアルバムバージョンも収録する11月に出るアルバムで書くべきな気もするし、ネタバレとか気にするのもめんどいので今回は書かないことにする。とりあえず早く映画館に観に行って欲しいです。あ、でもその前に過去作見てると相当ニヤってするよ‼︎