indigo jam unit“2×2”

2x2 

indigo jam unit「2×2」
レーベル:Basis Records
リリース年:2006年
ジャンル:Club Jazz


今年活動休止を発表した、様々なルーツを持つメンバーによるClub Jazzユニット、indigo jam unitの2nd

僕は基本ダンスミュージックやエレクトロニックミュージックで活動を行っているが、おそらくこの手の音楽家の大きなネックの一つがLive感をいかに出せるかということではないだろうか。MIDIというもののおかげで一人でもタイミングが一切狂わず打ち込んだ様々な音色を流すことができる。

DJとして自分の楽曲を流すというのも一つの手であるが、Live setとしてアーティスト達は例えばエフェクターを用いLiveでしかできないプレイも見せてくれる。しかしそれでもやはり楽器の演奏ほどのダイナミックな、生きた音楽をプレイするのはなかなか難しい。こういうところを考えるとやはりバンドの人たちには勝てないなぁっと思ってしまったりする(楽器始めようかな…)。

とはいえ技術の進歩で今の時代バンドもダビングやDAW上で修正を行ったりするのが常になってきている。そのなかレコーディングはすべて一発録音、修正やダビングを一切しないまさにLive感のある楽曲のみリリースしているユニットがindigo jam unitだ。

彼らは4人組の音楽ユニットだがそれぞれのルーツが異なるのが面白い。ピアノの樽栄嘉哉は20歳かピアノを始め、クラシックの作曲活動を行っていた。Bassの笹井克彦はファンクシーンで活動し、ドラムの清水 勇博は12歳からジャズのビッグバンドに加入、パーカッションとドラム(ツインドラム⁉︎)担当和佐野功からなる。そのため楽曲自体はJazzとなっているが、このようにルーツが異なるためそれぞれの持ち足を生かしたプレイを聴くことができる。

アルバムは活動休止の今年まで毎年1枚アルバムがリリースがなされていた(それとは別にカヴァーアルバムやリミックスアルバムもリリースしている。)。アップテンポな楽曲からゆったりとしたチルい楽曲まで幅広く収録されており、全体的にピアノの美しいメロディが楽しめる作品だ。

「sakura」アルバム1曲目だからか比較的にクールな雰囲気の楽曲。なかなかパーカッシブな楽曲でもある。

「alert」は前半がなかなかアップテンポでどの楽器も手数が多い。逆に後半はスローテンポになり落ち着いた雰囲気に。Bassがゲキ渋だ。

怒涛のツインドラム楽曲でありタイトル曲の「2×2」は実に渋い楽曲隣っている。PVが存在するが一発どりの彼らの緊張感ある演奏を見ることができる。