Juno Reactor“Beyond the Infinite”

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Juno Reactor「Beyond the Infinite」
レーベル:Blue Room Released
リリース年:1995年
ジャンル:Goa Trance


Goa Trance第一人者であり、マクリックスシリーズを始め映画サントラなどでも活躍するJuno Reactorの3rdアルバム。

彼らの名前を知らなくても映画マトリックスシリーズで使用された「Navras(Labyrinth収録)」は聞いたことあるだろう。他にも邦画だと「ブレイブストーリー」や「リング」「らせん」といったホラー作品のサントラも担当している。また2006年からLiveにLUNA SEA、X JAPANのSUGIZOが参加しており、彼のRemixアルバムにJuno Reactorが参加していたりもする。

Juno Reactorの楽曲の最大の特徴はその民族楽器の導入とテクノサウンドの融合だろう。ジャンルとしてはGoa Tranceに近いサウンドを製作している。Goa TranceとPsychedelic Tranceは同一とする話もあるしGoa/Psychedelicと表記されることが多いが個人的にはGoaは有機的でPsychedelicは無機的だと思ってる。Goaは生の民族楽器が多用されていたり、また感覚なのだがメロディの豊かさにも違いがあると思う。

このアルバムではGoa Tranceの楽曲が中心であるが、本来トランスではよくBPM14oらへんが一般的だが(トランスシーンはあまり詳しくないんだけど、Beatport見る感じ最近ちょっと下がってる?)このアルバムでは3曲がBPM130以下であり、少々遅い曲も含まれている。ただそれはBPMを落としてchill的にしているっというわけではなくサウンド的にはGoa Tranceを遅くした感じである。

1曲目「Guardian Angel」はダークでミニマルの展開が特徴的なが楽曲。BPMは142とトランスらしいが、楽曲の展開などはトランスよりも当時のKEN ISHIIなどに見られるテクノサウンドの方が近いかもしれない。

ちなみに2003年に放映された日本のアニメ「Texhnolyze」のOPに起用されている。作品はまだ見ていないがOPの映像が表情にマッチしていてかっこいい

「Ice Cube」がBPMが125とアルバムの中でも特に遅い楽曲であるが、その遅さが不気味さをます曲。Goa/Psy Tranceでは普通あまり強めにかけない音響系のエフェクトが強めにかかりそれを引き立てている。

Juno Reactorは日本とも深い関わりを持つが(というか世界中の音楽の融合してる感じだが)日本語のタイトルの楽曲も発表しており、その一つがこの「Samurai」だ。イントロからも聞ける謎の日本語ボイスが聞ける楽曲。BPMは少し遅い130でTB-303系の変調的なシンセが特徴的な楽曲。しかしメロディは日本というかどちらというと中国っぽいような気もする。今作ると違うかもしれないが、やはり欧米だとここら辺が混ざってしまうのだろうか。ドイツの音楽グループ、ジンギスカンのSamuraiって曲もなんか中国っぽいし….まあ僕ら日本人もきっと欧州の音楽混ざって作っちゃいそうだしね…