Lil Wayne“Tha Carter III”

Tha Carter III 

Lil Wayne「Tha Carter III」
レーベル: Cash Money
リリース年:2008年
ジャンル:South Hiphop


Lil Wayneによるカーターシリーズ第三弾で大ヒットシングル「Lolipop」なども収録する6thアルバム。

リリース元のCash Moneyは今大人気のラッパー、ドレイクやニッキーミナージュ、(一時的ではLimp Bizkitも)なども所属する大手Hipopレーベルであったが、2014年ほど収益配分やアルバムリリースが自由に行えないなどの問題が生じている。

Lil Wayneは14歳でホットボーイズの一員としてキャリアをスタート、1999年のソロ活動開始しコンスタントに作品を発表、どれも高い売り上げを誇りる。喉が潰れたようなかなり個性的な声でラップし、また当時(今は落ち着いてきたよね)大流行したオートチューンも取り入れた楽曲も発表。他にもオートチューンを取り入れたラッパーはいっぱいいたけど、彼が一番オートチューンが似合うラッパーだと思う。

その彼が2004年からリリースしている「The  Carter」シリーズがあり、今作が3作目にあたる。現在シリーズは第4弾までリリースしているが、このシリーズ以外にもスタジオアルバムをリリースしている。彼の作品の中でビルボード1位を獲得、最も高い評価を受けているアルバムがこの「Tha Carter III」になる。ジャケはHiphopの名盤ではお馴染みの赤ん坊ジャケだ。

アルバム全体を通すとビート等はサウスらしいトラックも多いがダンス系の楽曲というよりちょっと大人な落ち着いた楽曲の方が多い。二人のCarter(Lil Wayne、Jay-Z共に本名がCarter)による「Mr. Carter」は前々からLil WayneはJay-Zを意識した発言が多かったらしいしそこらへんの流れ知ってる人からしても面白い楽曲だろう(僕は後追いだけど)。Babyfaceを客演に招いた「Comfortable」はこのアルバムの中でもトラックがかなりいいと思っていたらプロデュースはカニエウエスト。Babyfaceの歌声との相性も最高にいい。流石!

僕は中学2年生の頃日本語ラップに興味を持ち、中学3年生のときUSのHiphopを聴き始め、自分の好みだとかがわかり出したことに、ちょうど洋楽チャートでロングヒットしていた楽曲がLil Wayneの「Lolipop」だった。トラックはドラムと単調なシンセ、Pad音、Bassが最小限鳴るなりシンプルな構成であるがそれが2人のラップ、歌を最大限引き出す。客演のStaticは2週間前に33歳で亡くなる。Hookで聴ける彼のセクシーな歌声が素晴らしい名曲。

ちなみにPVではなぜかトラックにギターが追加されている。この次のアルバム(Rebirth)は全面的にRockの要素が強いなどRockへのアプローチも見られる。

シングルとしては他にもオートチューンを最大限、オートチューン使いではおそらく世界で一番有名なR&BシンガーT-Painを客演に迎えた攻撃的なトラックが特徴的な「Got Money」もヒット


洋楽CDあるある、なぞの和訳タイトル‼︎CDに帯付けたことによって売上が上がるだとかそういう努力が必要って話あるけど、これって売上に貢献してんのかな?これはまだマシな方だとは思うけど

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他のアーティストの話になってしまうがFraming Hanleyというロックバンドが「Lolipop」をカヴァーしそっちもなかなかヒットしている。