Outkast“Stankonia”

Stankonia 

Outkast「Stankonia」
レーベル:LaFace Records
リリース年:2000年
ジャンル:Dirty South,South Hiphop


ダーティーサウスを代表し、様々なサウンドを吸収した楽曲を発表するヒップホップデュオ、Outkastの名盤と評価の高い4th

洋Hiphopを聴き始め、自分の好みがサウスのHiphopだと気付いたため、まずはサウスのHiphopを聴こうと調べた時にすぐ名前が出たユニットがOutkastだった。まあとはいえ僕が聴きたいと思っていたチキチキとしたサウスの音とは全く違ったのだが…….しかしサウスを始めHiphopを聴いていくにつれて彼らのサウンドがいかに独創的でその面白いさを感じ、どんどん好きになっていく。一応南部出身ということで所謂ダーティーサウスとして分類されているけど、彼らのサウンドを分類すること自体馬鹿らしいことなのかもしれない。

二人とももちろん好きなのだが強いてあげるなら僕はAndré 3000の方が好きだったりする。彼のラップはなかなか癖があり心地いいし、そしてラップのみならず、歌を歌ったり、楽器の演奏、独特なファッションなどその総合的なキャラがとても好きだ。あとSquarepusherについてコメントしてたりと音楽の幅もやはり広い。big boiは見た目もラップも硬派でアンドレよりもHiphop寄りでだからこそ面白いバランスのユニット出会ったろ思う。ただこちらも近年ではエレクトロニック・ロック・デュオのPhantogram(この人たちもかっこいいんだよな〜)っとのユニットBig Gramsやそれでは客演でSkrillexとやったりとこちらもHiphopを超えた楽曲も製作している。

しかし、やはり二人での活動っというのもそろそろ聴きたいところだ。

さて彼らのアルバムはどれも高い売り上げを誇り、特に次回作の「Speakerboxxx/The Love Below」は全米で1100万枚(⁉︎)も売り上げるなどその人気はかなりのものであるが、こちらはOutkastの作品というよりメンバーそれぞれのソロ作である。二人のOutkastとしてのアルバムとして高い評価を得ているアルバムが今作の「Stankonia」だ。

アルバムはHiphopだけではなく様々なジャンルの要素を聞くことができる。全体的にファンクの影響が見られるがそれ以外にも「Gasoline Dreams」はロックな楽曲だし、「Toilet Tisha」煌びやかなシンセはディスコっぽい。またアルバムではInterludeが多く収録されており、アルバム通して聴くのが楽しい。Interludeのなかでも「?」はなかなか面白いトラックにアンドレが高速ラップをしていてInterludeもなかなか侮れない。

この収録されている楽曲で僕が本当に大好きな楽曲が2曲ある。

一つ目は「Ms. Jackson」だ。Hookでのアンドレの歌声が耳に残る。歌詞は「本当にごめんなさい / あなたの娘さんを泣かせるつもりはなかったのです」っというものなのだが…イントロから実験的な逆再生されたドラムやワーグナーの結婚行進曲のメロディの引用などトラックも面白い。PVも大好き‼︎

そして「B.O.B」だ。これは「Bombs Over Baghdad」の頭文字であり、バグダッドへの爆弾投下のニュースから書かれた楽曲だ。彼らの楽曲は激しい楽曲は少ないのだが、かなり早いビートと過激な歌詞によりラジオでの放送も制限されたなどかなり攻撃的な楽曲だ。トラックはロックとドラムンベースの影響も感じさせたられる、これまたHiphopに捉われない彼ららしい楽曲。残念ながらYoutubeに上がってるのはCleanバージョンなので是非CDで聴こう。