T.I.“King”

King 

T.I.「King」
レーベル:Grand Hustle Records
リリース年:2006年
ジャンル:Trap,South Hiphop


Trap Musicのパイオニアでありキング・オブ・ザ・サウス、T.I.の4th

ここ数年でEDM界隈ではTrapと呼ばれるジャンルの勢力が強くなってきている。サウスHiphopの影響を受けたジャンルでDJ SNAKEなどの大ヒットもありBPM128の4つ打ちがほとんどであったEDMもなかなか変わり始めたイメージがある。

僕の知ってる限りTrapは2012年にBaauerが発表したHarlem Shakeが2013年に大流行したあたりから日本でもとりあげる記事が出てきたイメージがあるんだけどちょっとこの頃僕は少し違和感があったのだ。というのもTrapというジャンル名はもっと前から僕は知っていたし、それと取り上げたれたTrapが僕の知っていたものと多少異なっていたからだ。

僕がTrapといえば…で思い浮かぶ曲が二つある。一つはYoung Jeezy「I Luv It」、そしてもう一つが今作に収録されているT.I.の「What You Know」だ。これらのサウンド面特徴としてばサウスHiphopならお馴染みのTR-808を用いたチキチキビート(もうこの表現みなくなったなぁ)に超重圧なシンセサウンドだ。リリック面はなかなかハードでサグなもの(メインストームなHiphopだいたいそうだけど)が多い。

ということでこのジャンルを語るのはサウスのヒップホップを語るようなものなんだけど、そのサウスにおいて自身をKINGと呼ぶ男がいる。その男がT.I.だ。2001年に1stアルバムを発表、Destiny’s Childなどの客演をこなし、徐々にサウスのトップMCとなっていった。なお彼の出世作とな2ndアルバムのタイトルが「Trap Muzik」であり、ここからもTrapとは彼を表現する言葉では?っと思わずに入れない。

そしてサウスの他のKINGの称号を得ようとするライバルとのBeefを繰り広げながらも発表されたアルバムが今作「KING」だ。現在でもHiphopチャート常連の彼だが、この頃に比べるとちょっとフローが丸くなった印象がある(Paper Trailぐらいから丸くなってきた印象がある)。僕的にはときぐらいの方が好きかなぁ。

まず先ほども述べた「What You Know」はDJ Toompによる重圧なシンセサウンドが特徴的な楽曲だ。現在言われてるTrapともBPMやドラム等近いものを感じるがやはりシンセの音使いなどに差異が見られる。しかしKINGに相応しい堂々たる楽曲だ。(なぜか動画のサムネが前作のUrban Legendになっている)

「Front Back」では1992年から活動しているサウスの大御所、UGKを客演に招いた楽曲。トラックも1994にUGKが発表した楽曲からのサンプリングだ。残念ながらUGKのメンバーPimp Cはオーバードーズで2007年にこの世を去ってしまう。Pimp CはT.I.がサウスのラッパー、Lil Flipとのビーフ(前作Urban Legendの日本盤ボーナストラックにDiss曲が収録されている)を繰り広げているときも喝を入れていたとか。

 


うーん。ここら辺は書きたいことが多い!分割してまた書こうと思う!